REGAL 42FLY Part3
皆さんこんにちは!
前回に引き続き【REGAL 42FLY】でPart3のご紹介です。
メインサロンは全体に採光性を考えた作りで、全方向のウィンドウが広い面積を占める。右舷前部にはロアステーション。サイドウィンドウはかなり低い位置(シート座面から20cm程度)まで伸びており、操船者には非常に広い視野が確保されている。
後部にはカウンターとラウンジテーブル&ソファのセットが設けられている。
秀逸なのはサロンのドアだ。ガラス製のエンクロージャードアはフルオープンし、メインサロンとアフトコクピットが完全に一体化する。
アフトコクピットにはL字型の大型ソファが設けられており、サロンと合わせてひとつのスペースとして利用できる。
近年、ヨーロッパのサロンクルーザーでも多く見られるレイアウトだ。
アフトコクピットのアクセスステップを上がるとフライブリッジへ。フライブリッジは後部へ張り出しアフトコクピットの上部をほぼ覆っている。
こちらもかなりの広さがあり、最前部にはアッパーステーションが配置されている。オーニングの取り付けも可能だが、見た目にはかなり雰囲気が変わって見える。
パワートレインにはVOLVO PENTAのIPS 500、またはIPS 600を採用している。
今回のシートライアルは、フロリダ州キーラーゴ沖、ビスケーン湾内で行われた。
試乗艇のパワートレインはVOLVO PENTA D6 IPS600、435馬力×2基。当日の海面は至ってフラットなコンディション。巡航速度はおよそ28kt、トップスピードは34ktをマークする。42フィートのフライブリッジモデルとしては十分な速度性能だろう。全体にIPSらしいリニアな動きが特徴だった。
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サイズを考えると、従来の「REGAL」では考えられない比類ない広さと豪華さを併せ持つ「42 Fly」。
マリーナステイからロングレンジのクルージングまで、これからの海での遊びを広げてくれるボートとなりそうだ。ハードトップよりもフライブリッジモデルが好まれる日本での需要も期待したい。
「アウトボード」と「フライブリッジ」。
彼らの主要マーケットである北米とヨーロッパのトレンドをうかがわせるが、これは日本のマーケットにも通じているように思う。新たな挑戦に向かって進化する「REGAL」。
Youtubeではキャビン等よりイメージが浮かんでくると思います。
是非ご覧ください⇓