『ウインドシールド交換』

2018年02月09日

寒空の中工場では中古艇の再生(レストア)
ご覧のヤマハYDX26も建造から25年、艇体及び機関至る所に経年劣化が見られる。
エンジン&ドライブは毎年交換する消耗品を含めその他パーツも5年10年20年と定期的に交換。
また艇体は、漁船等で然程精度を求めない場合であればハルや船底の補修は比較的容易。
その中で難易度の高いのがデッキのスリップパターン複製とウインドシールドの交換。
ウインドシールドは古い船の場合、大抵メーカーの製造は終了しており在庫無。
そこで今回はアクリル製ウインドシールドを曲面加工の得意な業者に別注。
これでウインドの曇りも無くなり視界は見違える程スッキリ。
再生は船が古くなればなるほど知識、経験、アイデアがモノをいう。
今回の再生も当初の予算を軽くオーバーしたが安全航海のためには仕方ない。

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YDX26、再生期間は約1ヶ月

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カディーのスモークシールドも含め5枚交換

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コーナーの曲げが職人の技

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何も入ってないほどの透明度

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